✨️👑 アワード複数受賞!👑✨️

昨年春に竣工した千葉大学 医学系総合研究棟・治療学研究棟サインデザイン計画が複数のデザイン賞を受賞しました!
 
SDA賞2021|金賞受賞
日本サインデザイン賞 2021 で金賞をいただきました。大賞、金賞上位5組で授賞式にトークセッション行われました。
 
日本タイポグラフィ年鑑2022|審査員賞受賞
環境立体部門で、審査委員賞をいただきました。Environmental Graphicsとしては勿論ですが、開発したピクトグラムを、視覚言語として評価いただきたく応募したので受賞は光栄です。
 

千葉大学 医学系総合研究棟のサインは、こんなことを考えながらデザインしました。


医学系空間らしさの視覚言語—
千葉大医学部サインでは、医学系総合研究棟らしい視覚言語によるアイデンティティを確立したいと思い、解剖学的観察のアプローチをヒントにウィトルウィウス的人体図的ピクトグラムを作りました。学生たちが活発に議論・研究に打ち込み、豊かな学生生活を送れたらいいなと願って作りました。
コードネーム、ダ・ヴィンチ ピクトです…!

色彩計画について—
建築計画から生まれた生命の起源と進化というテーマに着目し、空間を機能的に南北で分けるゾーニングには、血液の動脈/静脈、方位磁石のN極/S極、暖色/寒色といった文化的・直感的に認識できる相対する一対の色=赤と青を採用し、生命の光を表現しました。

デザインは、アイデアを掴むことも考えることもスタディも大切ですが、ことサインデザインの場合、それを現実空間に実現させることが本当に大変です!なので、今回もご協力いただいた関係者協業の方々に感謝申し上げます。本当に、考え抜いて、着地までのプロセス全てが熱く楽しいプロジェクトでした!
そしていつも素晴らしい写真をThanks, 神宮巨樹カメラマン!

 

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デザイン:OKデザイン室 大内かよ
クライアント:国立大学法人千葉大学
設計:山下設計・清水建設共同企業体
清水建設株式会社 住田樹紀、日野哲也、吉川桃子
株式会社山下設計 宮嶋 聡、柴田 浩
建築・サイン施工:清水建設株式会社
撮影:神宮巨樹写真事務所 神宮巨樹