10. October. 2023
パッケージをデザインした「すぐに使える かける本バター」がグッドデザイン賞2023を受賞しました!ミヨシ油脂様、関係者皆さま、おめでとうございます🎉
https://www.g-mark.org/gallery/winners/18511?companies=28752565-270c-483b-ad68-8dc56f23bbf9&years=2023
「すぐに使える かける本バター」は、バターのおいしさそのままに、①扱う時の手間②調理上の手間を解消する③賞味期限を延ばす。この3点を実現した、ボトル入りの液状バターオイルです。冷蔵保管が不要なので、いつでもどこでも調味料感覚で使えます。プロの厨房や家庭のキッチンはもちろん、バーベキューやキャンプなどのアウトドアでも活躍します。
「かける」だけですぐに使えるバターオイルが、料理のシーンを広げました!
ミヨシ油脂の製品開発プロジェクトチーム皆さま、ネーミング開発からご一緒したコピーライターの蓑田雅之さん、
シズル感たっぷりのイラストを描き下ろしてくださった相田智之さん、本当におめでとうございました!
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クライアント:ミヨシ油脂株式会社
プロデューサー:ミヨシ油脂株式会社 戦略企画本部企画部 藤田穂菜美
ディレクター/ネーミング/コピー:有限会社みのだ文案オフィース 蓑田雅之
デザイナー:株式会社OKデザイン室 大内かよ、長谷部宥美
イラストレーション:相田智之
14. July. 2023
日本では数少ないデザイン・パッケージャー
植田阿希さん至極のリサーチによる、
“デザインを作るすべての人に役立つ”本格的なデザイン入門書。
「ユニバーサルカラー/ユニバーサルデザイン」のcolumn内で
「東京女子医科大学サイン」と「プラウドマンション共用部サイン」の仕事を紹介していただきました。
大変光栄に思います。
『不滅のデザインルール 圧倒的な感動を生み出すアイデア群』
植田阿希:著者
SBクリエイティブ株式会社:出版
不滅のデザインルール
05. June. 2023
OKデザイン室スタッフ募集の受付は一旦終了いたしました。
今後の選考につきましては順を追って各人へご連絡いたします。
たくさんのご応募ありがとうございました。
2023年6月5日
02. May. 2023
OKデザイン室アートディレクター 大内かよが、今年も掲載されています。とても光栄です。厳選された255組のアートディレクター/デザイナー/クリエーターの最新ポートフォリオ、クリエイティブに興味のある方は是非手に取ってご覧ください。
MdN書籍編集部 編
https://books.mdn.co.jp/books/3222303045/
02. May. 2023
選りすぐりのクリエーターの創作過程や日々の思考が垣間みれる一冊。なるほどと膝を打ったり、アイデア帳のチラ見せ、息抜きの方法やデザイナーの人となりが感じられるデザイン見本帳です。
OKデザイン室のお仕事と大内かよをご紹介いただきました。
MdN書籍編集部 編
https://books.mdn.co.jp/books/3222303036/
19. May. 2022
2022年2月21日発売『MdNデザイナーズファイル2022』にOKデザイン室代表/大内かよをご紹介いただきました。今年は20周年記念号とのこと。選出いただき、光栄に思っております。
『MdNデザイナーズファイル2022』
MdN書籍編集部 編/A4判/272P
定価 4,400円(本体 4,000円+税10%)
20. February. 2022
千葉大学 医学系総合研究棟のサインは、こんなことを考えながらデザインしました。
〈 医学系空間らしさの視覚言語— 〉
千葉大医学部サインでは、医学系総合研究棟らしい視覚言語によるアイデンティティを確立したいと思い、解剖学的観察のアプローチをヒントに「ウィトルウィウス的人体図的ピクトグラム」を作りました。学生たちが活発に議論・研究に打ち込み、豊かな学生生活を送れたらいいなと願って作りました。
コードネーム、ダ・ヴィンチ ピクトです…!
〈色彩計画について— 〉
建築計画から生まれた「生命の起源と進化」というテーマに着目し、空間を機能的に南北で分けるゾーニングには、血液の動脈/静脈、方位磁石のN極/S極、暖色/寒色といった文化的・直感的に認識できる相対する一対の色=赤と青を採用し、「生命の光」を表現しました。
デザインは、アイデアを掴むことも考えることもスタディも大切ですが、ことサインデザインの場合、それを現実空間に実現させることが本当に大変です!なので、今回もご協力いただいた関係者協業の方々に感謝申し上げます。本当に、考え抜いて、着地までのプロセス全てが熱く楽しいプロジェクトでした!
そしていつも素晴らしい写真をThanks, 神宮巨樹カメラマン!
01. February. 2022
2021年12月8日発売『デザイン配色解剖—メインカラーで魅せるレイアウト実例集—』にOKデザイン室のお仕事をいくつかご紹介いただきました。
『デザイン配色解剖—メインカラーで魅せるレイアウト実例集—』
監修: 桜井 輝子/編集: デザインノート編集部/誠文堂新光社
定価(税込)4,290円
26. February. 2021
2021年2月24日発売『MdNデザイナーズファイル2021』にOKデザイン室代表の大内かよが紹介されました。デザインの明日を担うクリエイター258組の中に選出いただき、光栄に思っております。
『MdNデザイナーズファイル2021』
MdN書籍編集部 編
定価(本体3,800円+税)
A4判/272ページ/オールカラー
13. December. 2020
[プラウドタワー武蔵小金井クロス:635 BASE]
日本サインデザイン賞2020 銅賞受賞
[プラウドタワー武蔵小金井クロス:キッズフォレスト]
同賞 入選
武蔵小金井駅前の開発で今年竣工したプラウドタワーのマンション共用部のサインデザインをしました。
光栄にもSDA賞2020(日本サインデザイン賞)銅賞を受賞しました。関係者皆様おめでとうございます。
https://tinyurl.com/y2q6jdj3
銅賞受賞したマンション共用部のサイクルガレージ「635(ムサコ)BASE」は、自転車好きにはとっておきのガレージ。特別な趣味の空間を、自転車のスポークをモチーフにしてグラフィック演出しました。
様々なリペアツールやロッカーを備えたベースガレージは、住民皆でシェアして使えます。自転車で街へ繰り出し、小金井というホームタウンを自由に探索して欲しいという想いから、壁面に大きなサイクルマップを企画しました。
入選したキッズスペース「キッズフォレスト」は、こどもたち/ファミリーのためのプレイスペース。ここではサインとオリジナル壁紙のグラフィックデザインをしました。「測る」ことをテーマに、大きさや重さなど色々な単位を、暮らしと自然の中で親しみあるキャラクターで楽しく壁面演出しました。
「ひと月前より大きくなったかな?」と背比べしたり、葉っぱを数えたり、重さを想像したり…。生活の中のモノの単位を身につけていきます。何気ない衝突防止サインにも、よく見るとトンボやてんとう虫とか森の生きものがとまってるんです!
こどもたちの目線で見ると現れてくる隠れピクトを潜ませてみました。
インテリアデザイナーさん、事業者さんと一体になって楽しく企画制作しました。
Interior Design: FIELD FOUR DESIGN OFFICE
All Photos: 神宮巨樹 Ooki JINGU
Special thanks to ヨリちゃん、きよみちゃん、ナベさん(渡邉ファミリー)
25. October. 2020
——D&AD Awards 2020/グラフィック部門/Signage & Environmental Graphicsにて、かみす防災アリーナがショートリストに選ばれました!
このプロジェクトはグラフィックの見た目だけでなく、自分のデザインの考え方を世界一流のクリエイティブの方々に問うてみたかったので、ショートリストに選ばれたことは大変光栄です。信じられないぐらい嬉しいニュースでした。このプロジェクトを通して、世界のクリエイティブに関わる方々に自分の考える視覚言語を認めてもらえた気がします。
D&AD Awards 2020 / KAMISU BOUSAI ARENA
https://www.dandad.org/awards/professional/2020/
233019/kamisu-bousai-arena/?
fbclid=IwAR26qiP5YS3PLTL4A0nizhkxuLTcu9423
IsazDV0xhH5Z1nnWx96dH0p7Ns
——グラフィックや広告のデザインに関わる方はご存知の通り、D&ADは1963年イギリスのロンドンに本部を置く非営利団体D&AD (Design and Art Direction) が創設したデザインアワードです。審査の厳しさに定評があり、カンヌ、ONESHOWと並び世界最高峰のクリエイティブ賞のひとつといわれています。
——このアワードに参加するため、日本事務局を担当する親愛なる古屋言子さんからエントリーのためのアドバイスをたくさんいただきました。グラフィックデザインへ深い造詣と愛のある言子姉さん、最高にリスペクト&LOVEです!ありがとうございました。
——そして、このデザイン賞は単純にアウトプットへの評価だけでなく、デザインの社会的意義、プロジェクトの社会や人々への貢献度も同時に評価されます。そのために、エントリーのブリーフ(作品概要)は大変重要視されるということでした。今回はこのブリーフを、これまた親愛なる編集者であり藝大の映像研究生でもあるUnited Vagabonsのジョイス・ラムさんに翻訳をお願いしました。このプロジェクトは日本語の漢字のパーツを分解しピクセルグラフィックとして大きな抽象画を組み立てるというコンセプトだったので、翻訳は非常に難しかったとジョイスさんは語ってくれました。本当に素晴らしい翻訳でブリーフを仕上げていただき、ありがとうございました!ジャッジへ大きく貢献してくださったと思っています。
——今回、D&AD 2020の結果はショートリストにとどまりましたが、小さなデザイン事務所にとっては大きな一歩となりました。
グラフィックデザインはアウトプットの美しさ、ワンビジュアルでの直感的理解、クオリティの高さはもちろん必要ですが、より広く多様な人びとに届くために、人間の文化の土台に立った言語化できる設計もまたVisual Communicationにとって必要だと思います。
このブリーフは今後の自分のため、また同じように個人でデザインを探求し世界のクリエイティブコンペにトライしようとするデザイナーの方々への参考に少しでもなれればと思いましたので、D&AD日本事務局古屋言子さん、翻訳のジョイス・ラムさんの許可をいただき、ここに載せたいと思います。
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D&AD 2020 Entry
Category: Graphic Design >
Signage & Environmental Graphics
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●Entry description: 作品について最大600文字以内で書いてください。 設定した課題の概要とそのコンテキスト、次にその克服方法、最終的に達成した結果を含めます。
KAMISU BOUSAI ARENAは、文化とスポーツの複合施設で災害時には防災施設にもなる。
サインデザインでの課題は、この地域を象徴し人々が共感できるストーリー性があり、施設のアイデンティティとなるグラフィックを演出することです。そこで海沿いにある市の豊かな自然を象徴する「光」と「水」を記号的に盛り込み、広い海をモチーフとしたピクセル画を巨大なウォールに描きました。
ピクセルの最小単位には日本語の文字のひとつ漢字を使いました。漢字は表語文字なので、日本人はそのフォルムを見ただけでまるで「Emoji」のように直感的に意味がわかります。
(人々がこの空間を)最初に見た瞬間は、単なる色の抽象画だと思うでしょう。でも近くに寄ってピクセルに「光」と「水」の意味を見出すとき、ふたたび遠目にした壁画には、朝日が昇り赤く光り輝く水平線と、青い海のように見えるでしょう。
KAMISU BOUSAI ARENA is a cultural/athletic/disaster prevention complex. The graphic system aims to embody the surrounding landscape – it uses the elements ‘light’ and ‘water’ to create a pixel drawing on the large wall. Each pixel is taken from a single Japanese kanji character. Kanjis are logographs – one can instinctively understand its meaning like an emoji.
At first glance, the wall looks like an abstract image, yet when one steps closer to recognise ‘light’ and ‘water’ in the pixels, the mural takes on a new meaning, becoming a horizon glowing red from the sunrise and waves of a blue sea.
●Brief: 作品概要は何でしたか? 課題と目的、および可能な場合は対象読者とその他の関連する背景情報を詳述してください。 (最大400文字)
約170mも続く広いコリドー空間の巨大な壁面に、この地域を象徴し人々が共感できるストーリー性があり、施設のアイデンティティとなるグラフィックを演出してほしいというのが依頼でした。そこでモチーフとして、海沿いにある街の豊かな自然—太平洋から昇る朝日と海、水平線—をオリジナルのピクセル画を使って表現しました。平常時も災害時も親しみを持ってリラックスできる空間デザインを目指しました。
To design a graphic identity on the large walls of a 170m long corridor that embodies the surrounding landscape and depicts a story that people can connect with. The rising sun from the Pacific Ocean and the abundant nature of a seaside town are expressed through an original pixel drawing. The aim was to design an approachable and relaxing space for everyday use and in times of disaster.
●Design solution: 創造的な解決策、その背後にある理由、それが課題をどのように解決したかを簡単に説明してください。 デザインのユニークかつ/または革新的な機能を強調してください。 (最大400文字)
ピクセル画は、最小単位8cmの「光」と「水」という文字をアレンジしたピクトグラムで構成します。文字を構成する縦横斜めの線のセグメントに色を割り当て、太さを変えることで、ほとんど全ての色を再現できます。印刷の網点技術の応用、印象派の点描技法を参考にし、ピクセル自体が施設アイデンティティとなるデザインを考案しました。
このピクセル画のアイデアが出た後、自ずと他の全てのピクトグラムのデザインシステムが完成しました。
The mural is composed by an arrangement of pictograms formed from 8 cm sized kanji characters of ‘light’ and ‘water’. By assigning different colours to the vertical, horizontal and oblique segments while changing its thickness, any colour in the spectrum could be created by illusion. Referring to halftone printing and pointillism techniques, the pixels became the identity of the facility.
The design for other pictograms for the complex came naturally after the plan for the pixel drawing was fixed.
●Cultural Context: [文化的背景]文化または国に固有であり、他の方法では理解できない参照を説明します。 (最大400文字)
日本語の文字のひとつ「漢字」は古代中国の象形文字(pictograph)から発生した表語文字(logograph)です。漢字の多くは、もののかたちをかたどっているので、そのフォルムを見ただけでまるで絵文字のように直感的に意味がわかります。サインデザインでは、この機能を有効に使いました。実際、ピクセルの「光」という字のフォルムは中心から広がる放射線で構成されており、その形はきらめく光の瞬きのようにみえませんか?
Kanjis in Japanese are logographs derived from Ancient Chinese pictographs. As many kanjis are shaped from recognisable things and ideas, one can intuitively understand its meaning just by looking at its form. This function is used effectively in the signage. In fact, the form of the ‘light’ pixel is composed of an image of a light radiating from the centre.
——これからもよきご縁にめぐまれ、よきプロジェクトへ協力できるよう邁進していきたいと思っております。
写真: 田尾沙織
映像撮影:栁下隆之
映像提供:岩沢兄弟
音楽:Soloi Sounds
16. October. 2020
OKデザイン室のお仕事から、「かみす防災アリーナサインデザイン計画」 「ミヨシのきもち」がMdN編集部発行『アートディレクター/デザイナーのラフスケッチ188 一流クリエーターの思考と発想の実例集』へ掲載いただいてます。
アイデアスケッチから世の中に出てないラフデザイン、ボツ案などもチラリと載っていて制作のプロセスを垣間見ることができます。学生さん、新人デザイナーさんには多くの発見があるかもしれません!
どちらも綿密にプロセスを積み上げながら完成したプロジェクトだったので大変光栄に思っております。
10月13日発売。
https://books.mdn.co.jp/release/75796/
MdN編集部 編/¥3,500+tax
16. September. 2020
9月26日PIEより発売された『アレンジ・オリジナル・組み方で差がつく! タイトル文字のデザイン』にOKデザイン室のお仕事から、 「山びこ」「夜の音めぐり」を掲載いただいてます。どちらも楽しく素敵なプロジェクトだったので大変嬉しく思っております。
書店でお見かけしたら是非お手にとってみてください。
https://pie.co.jp/book/i/5369/
PIE International/¥3,900+tax
25. April. 2020
サンゲツの実績紹介レポートにOKデザイン室でサインデザイン担当しましたかみす防災アリーナのデザイナーインタビュー、掲載されました。
アリーナのウォールグラフィックデザインについてお話しさせてもらってます。デジタルプリントシステムのオリジナル壁紙「ハイグラフィカ」を使用した事例。施設設計者・清水建設株式会社 重松英幸さんと共に施設設計当時を振り返りインタビューいただいています。
https://www.sangetsu.co.jp/report/0011.html
25. February. 2020
2020年2月25日発売『MdNデザイナーズファイル2020』にOKデザイン室代表の大内かよが紹介されました。デザインの明日を担うクリエイター257名の中に選出いただき、光栄に思っております。
書名:『MdN デザイナーズファイル2020』
発⾏:株式会社エムディエヌコーポレーション
発売:株式会社インプレス
発売⽇:2020年2⽉25日
判型:A4変型(209×277mm)/272ページ
定価:本体3,800円+税
01. November. 2019
01. November. 2019
日本サインデザイン賞2019にて、2018年6月無印良品有楽町ATELIER MUJIで開催された展覧会、「フランスの、さわってたのしむ絵本読書室」展が銀賞受賞しました!
https://bit.ly/2NhTF1L
さわってたのしむ小さな読書室。
目のみえない子どもたちのために、フランスの絵本工房で手作りされた絵本とさわるポスターの展覧会会場を建築家・山岸 綾さん、美術展覧会施工のプロbibariki鈴木暁生さん、そしてATELIER MUJIスタッフ皆様とキュレーターの鈴木潤子さんと共に制作しました。
この展覧会は一般客だけでなく盲学校や専門施設を通じて目のみえない方々も招待し、実際に絵本に触れて感じるための会場づくりとなるため、導線を促す手摺り、点字のキャプション、点字入りチラシ、音声ガイダンスなど、国立民族学博物館准教・広瀬浩二郎氏をはじめ点字図書館ほか専門分野の方々に幾度もヒアリングを行いユニバーサルな空間づくりを試みました。
共に協働し空間を作った関係者、クライアントと共に受賞の喜びをわかち合い、感謝申し上げます。
01. August. 2019