千葉大学
医学系総合研究棟・治療学研究棟
サインデザイン計画

Art Direction
Sign Design
2021

医学系空間らしさの視覚言語

医学の歴史において、精緻な人体模写は造形的にみても美しい。
ダ・ヴィンチの人体図に見られるように、解剖学的スケッチは近代解剖学に大きな影響を与え、医学の発展における一つの礎となりました。
その人体図をヒントに、オリジナルのピクトグラムを開発し、医学系総合研究棟らしい視覚言語によるアイデンティティ確立と展開性のあるサインをデザインしました。それはあたかも学生たちが活発に議論・研究に打ち込み、豊かな学生生活を送る姿を表現した “うごくピクト” のように見えます。

 

ゾーニングを直感的に認知する

建築計画から生まれた生命の起源と進化というテーマに着目し、空間を機能的に南北で分けるゾーニングには、血液の動脈/静脈、方位磁石のN極/S極、暖色/寒色といった文化的・直感的に認識できる相対する一対の色=赤と青を採用し、生命の光を表現しました。人体を探求する芸術性を、医学系空間のサインデザインコンセプトとストーリーに取り入れました。

デザイン:OKデザイン室 大内かよ
クライアント:国立大学法人千葉大学
設計:山下設計・清水建設共同企業体/清水建設株式会社 住田樹紀、日野哲也、吉川桃子/株式会社山下設計 宮嶋 聡、柴田 浩
建築・サイン施工:清水建設株式会社
撮影:神宮巨樹写真事務所 神宮巨樹